孤育ての実態

孤育てとその弊害

親や親族、友人や近所はおろか、夫からも協力を得られず、孤立した状態で子育てをしている状態を孤育てと呼びます

 似たような状況で「ワンオペ育児」があります。ママ一人で、子育てから家事まで全てをこなしている状況です。

 ワンオペ育児で毎日があっという間に過ぎていき、気が付けば社会と全く関わっていない孤独感を感じている状況を、孤育てと考えてもらえればいいかと思います

 ワンオペ育児、孤育ては、ママの負担は大きく、心身ともに疲れ果て、産後うつや離婚、DV、ネグレクトに繋がっているのです

10月に子育てアプリを通じて産後の女性2132人に行ったアンケート調査では、24%のママに産後うつの兆候がある結果が出ました

実に4人に1人のママが不安を抱えているのです

 出展:母親の「産後うつ」 コロナ影響で倍増のおそれ 研究者調査

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201014/k10012662971000.html

また、児童相談所への児童虐待相談件数は年々増加し、令和元年度で19万件にも達しています

児童虐待(ネグレクト)や孤育てに陥っている状況は、家庭環境が崩壊している状況です
児童虐待の相談件数は、孤育てと無縁ではないと思います

孤育てが増えた背景には、核家族化により直ぐに両親を頼れなくなったことや、女性の社会進出により共働きが増えたこともあげられます

地域の役割が無くなった


かつては子育てを地域全体で担っていました。

アニメの「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」「じゃりン子チエ」で描かれている世界そのもので、沢山の大人が子供に関わって、親と一緒に子育てをしていました

ですが現在では、地域の繋がりも希薄になり、隣近所に誰が住んでいるかも分からない状況です。困っても声をあげる相手がいない事や、誰かが困っていることに気づかないことも、孤育ての状況を生み出している要因です

↓参考資料

コロナ禍で急増する産後うつ

ワンオペ育児とは? ツライ育児を解決する3つの方法

「もう一人になりたい…!」子育て中に疲れたママはどうすれば?育児疲れの原因やイライラを解消すコツ

ボドツナの取り組み

ボドツナでは、子育てに悩む保護者の方が
気軽におしゃべりしたり、お茶を飲んだりお昼寝したり、ゲームで遊べたり
そんな場所を作っていきたいと思います

そんな場所を作っていれば、孤育てに陥ったママさんが頼ってくれるのではないでしょうか

ぜひみなさんも、ボドツナのイベントに足を運んでみてください!

↓ボドツナの詳細はこちら

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